加藤製作所

加藤製作所

加藤雅規様

リバネス:吉田、齊藤

 

調査員メモ

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台帳:2628、加藤製作所

担当:吉澤、7/9、03-3622-5512

家族経営で社長が1954年生まれの加藤庄藏さん。

面白い点

東京都市大学(旧武蔵野工大)卒業の息子(32←同い年だった)が技術を持って帰ってきている。今までは鋳造用の金型などを作っていたのだが、そこでは全然儲からなかった。息子(雅規:まさのり)さんが趣味のスポーツカートに関係する部品(タイヤのハブだそうな)を開発し、自社ブランドで販売を始めた所、売上が伸びつつある。対応してくれたのは親父さんだそうだが、終始ニコニコ顔での対応だったそうな。その他、携帯ケースや建築関係のダクトの部品なども作っている。墨田区八広に工場を持っている。

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インタビューノート

・  加藤製作所の事業

  • 元々、鋳造用の金型などを作っていたのだが儲からなかった。簡単にまねが出来てしまう技術なので、仕事を中国に取られしまった。仕事がないからレーシングカートやバイク、レース柄身の部品を作り始めた。(金型は部品加工の中でも単価が高いから受注数が減ってもやっていけている)

・  レーシングカートやバイク関連の事業展開

  • よくバイクレース会場に行ったりしていて、バイクレース関連の人たちから人づてに仕事がくる。現在はレーシングカートやバイク、レース絡みの部品を製造している。メーカーが物を作るというのは図面書いて、図面通りそっくりそのまま作ることだが、我々が手がけるのはバイクレース現場で図面から何から何でも飛んでくるそういうのに対応できる力が必要。漠然としたもの「こういうの欲しい」とアイデアベースのものを形にする力を持っているそこが強みである。

・  加藤さんの背景

  • 大学出て9〜10年たったが、卒業して入社した本田の研究所(三次元のモデリング)に1年ちょっといたが、実家がばたばたになり戻ってきた。
  • 金型だけでは、つまらないかった。だから食っていくのは金型で、残業で新しいことを始めた。好きな事やるためにトリプルK(レース関連部品)をやった。
  • クラモチハウジングと建築関連もやった。床下の空気入レカエの冊子を開発に着手した。建築関連は出来てしまえば10年間同じ金型を使うので、1個出来てしまえば管理するだけなのでやり始めた。

 

・  自分の強みは適当な事言われても創れる。

  • 研究者のような分野の人の要望は応えられる。しかし直接繋がれる事が出来ないので、間挟むんでいる。そこを繋いでいただけるともっと幅広い事業が出来る。
  • きっちりした図面を創るのはどこでも出来る。ここらへん任せるということをやるのが重要。
  • もの創る技術と人コミュニケーションとネットワークが重要である。常に現場に行って、ニーズやシーズを探すことをしている。

・  仕事の受注先

  • 商社が間に入っていると直接はなしが出来ない。結局、商社はお金儲けがしたいので、時間や手間をかけたくないと考えているため、いいものが出来づらい。
  • 外注という樹脂関連の金属加工(東大の実験装置、流体関連、ロケット中部大)の予算取っているとこもある。そういうところが勝とう製作所を使ってくれている。他にも大学や研究室を取りまとめられるとこがあればすごくいいと思う。

 

・  製造業の固定化されていたビジネス

  • 以前は商社を通して買っていたものが現在ではHPでのやり取りが増えている。結局、商社を通しても中間マージンを取られている。HPでも普通の受注、発注に繋がってきているのを最近実感している。時代の流れが変わってきている。

 

・  販路について

  • レースカート関連では横のつながりでビジネスをやっているので販路開拓は特に考えていない。バイクはトップカテゴリーで有名な選手の部品をつくっている。
  • iphoneケースは商社ベース、自社HPで売りたい。iphoneケースは名刺代わりで作っている。最初のきっかけ作りとしてやっているので、特に事業の中心にしようとは考えていない。
  • 四輪関連は人伝が多い。依頼に来る顧客に全然知らない人はない。何かあったら人の紹介でに勝とう製作所にくる。
  • HPも作り直し最中。自分の知らない人とビジネスが出来るようになればいいと考えている。
  • 人伝は高齢だと厳しいと思う。昔の人、リーマン前は死ぬほど仕事があった。図面がどんどん送られてきて、特に見積もりがくる訳でもなく金額も暗黙の了解でありどんどん機械を動かせばよかった。こうなってくると、営業する必要がなかった。

・  今後

  • 我々が残っていくには、何か創りたい人と直でやっていくビジネスだと思う。そうすれば単価的にも中間マージンがなくでき、要望も正確に捉える事が出来る。
  • 実験装置はそれなりの金額するし、量産型が難しいと思うので、その市場に参入を検討している。
  • これから利益出る為には、本物の付加価値をつけていかないといけない。
  • 共通言語をどうにかしたい。中間がいないため、上手くつながれてない人が多い。

 

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